ROOMIE×ノンスメル清水香

むしろスーツは快適な普段着になる。
オーダースーツの達人が伝授する、
スーツケアの極意とは?

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春は、スーツが輝く季節。

大学の入学式、新社会人の入社式というこの時期ならではのキーワードには、スーツがつきものです。なにか新しいことにチャレンジするとき、スーツを新調するひとも少なくないでしょう。

清々しい心持ちで着はじめたスーツなら、正しくケアし、長く着続けたい。でも、スーツのケアってなんだか難しそう……。

そんな“自己流ケアでは不安”というあなたのために、スーツを扱うプロに話を聞いてみました。普段のケア方法から、アイロンがけで発生したテカリを取る斬新なアイデアまで……必見です。

良いスーツは、もっとも動きやすく、
もっとも着心地の良いもの

1998年、ファッションブランド「タイシノブクニ(TAISHI NOBUKUNI)」を設立、その後「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」でクリエイティブディレクターとして活躍したことでも知られる信國太志さん。

現在は、「ザ・クラフトヴィズム(THE CRAFTVISM)」というテーラーを主宰。ビスポークスーツ(フルオーダースーツ)のプロとして、いままさに第一線で活躍中です。

そんな信國さんは、なんでもない日であっても、いわば日常着としてスーツを着るのだと言います。

良いスーツは、もっとも動きやすく、もっとも着心地の良いものなんです。普段着にするのに、むしろそれ以上のものはないくらい

そう確信的に言い切られると、もはやこちらに疑う余地もありません。

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スーツの手入れとして一番良いのは、
クリーニングに“出さない”こと?

スーツのケアって、難しそうというか、奥深そうというか……。ちょっと敷居が高いイメージですが、誰でもできるケアとしては、どのような方法があるのでしょう。

仕事でもプライベートでも、常にスーツが身の回りにある信國さんのことだから、スーツのケアにもさぞ精通しているはず、と早速本題に入ります。

結論的に言うと、本来あるべきスーツの手入れで一番良いのは、『一切クリーニングに出さない』。

近年では『ナチュラルクリーニング』と呼ばれる非石油系のクリーニング法がありますが、水に通すことでスーツの芯地(しんじ)に影響があるので、ことビスポークスーツに関してはむしろ普通のクリーニングの方が良いくらいなんです。

かといって、ドライクリーニングだと確実に生地が痩せていってしまうんです。いずれにせよ、クリーニングはなるべく出さないに越したことはないですね

結局はプロに任せるクリーニングが一番だと思っていたものだから、その答えは意外でした。

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自宅でのケアは、
ブラッシングのみでOKです

ならば、と、自宅でできるおすすめのケア方法について訊いてみると、「ブラッシングだけですね」とあっさり。

ブラッシングの道具・やり方についても、特別なものは何もいらないとのことで、実際に信国さん自身が使っているブラシを見せてもらったところ、たしかに何の変哲もなし。

何の毛でできているかさえわからないというのだから、なおのこと。

きっとスーツの達人ならではのメソッドがあるに違いない! と息巻いていた分、拍子抜けしてしまったものの、それでも特別なケアが必要ないというお墨付きをもらえたようで少し気がラクになります。

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スーツでありがちな「テカリ」問題。
意外なものでケアできます

そんな拍子抜け顔をまんまと見破られたのか、スーツケアについては次のような裏技を教えてくれました。

スーツにアイロンをかけすぎてしまうと、生地がビカビカに光ってしまうことがありますよね?

誰もが一度は経験したことがあるであろう生地のテカリ。生地が溶けてしまったようになって落ち込みます……。そもそも、何が原因なのでしょう。

あれは溶けてしまっているわけではなく、繊維が寝てしまうからなんです。そこで登場するのが、これです

と、カバンからおもむろに取り出したものに、まさか、と目を疑います。

それは、キッチンで使う「メラミンスポンジ」。

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これで生地をなでるだけ。そうすれば一度寝てしまった繊維が起きるんです。他のテーラーがどのようにケアしてるのかわかりませんが、僕はある熟練のテーラーから、これを教わりました

意外すぎる裏技。アイロン時のテカリに困っている方は、ぜひ一度試してみてください。

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“過度の香り”で誤魔化さない消臭スプレー

ことニオイの問題に関しても、やはり特別なケアはしていないという信國さん。

そもそも、あまりニオイのつく場所には行かないようにしています。ニオイを吸いやすい綿のスーツを着ているときには、特に

ニオイのケアにはそれほど頓着しないものの、アロマテラピー的なアプローチには興味があるのだとか。

昔、下北沢の雑居ビルに怪しいおじさんがいて。彼は、イエス・ノーで質問に答えていくと、好きな香りをつくってくれるという不思議なサービスをしていたんです。

僕も半信半疑でお願いしてみると、質問の答えで調香してくれた香りが、僕が小学生の頃に憧れていた、高校生のいとこのお兄ちゃんが部屋で使っていた芳香剤の香りで……!単純に言うと金木犀ベースの香りだったんですけど、ものすごく当たってました(笑)

そんな摩訶不思議な体験が元になってかならぬか、香りに対しての思い入れは強いようです。たとえば消臭スプレーを選ぶときでも、香水のようにも使える芳香タイプに自然と手が伸びるのだとか。

そんな信國さんに、白元アースの『ノンスメル清水香』を試してもらいました。

『ノンスメル清水香』は、ホテル業界でも認められるほど消臭力が高く評価されている、いわば業務用クオリティの消臭スプレー。

その消臭力もさることながら、おまけに揮発性も高いというのだから、鬼に金棒とはまさにこのこと。

無香タイプ、芳香タイプと順番に試しながら、「あー、この香り、何だったっけ」など、なにやら昔の思い出が呼び起こされている様子。

ひとしきり試した後で、「芳香タイプであっても、香りがほのかで強すぎないのがいいですね」と、さすが香りに敏感な信國さんだからこその気づきが。

アロマテラピーや香水の香りの邪魔をしないくらいのスプレーは、ありそうでなかなか見つからないものですよね。

過度の香りで誤魔化したりしないところに、『ノンスメル清水香』の自信とプライドが窺えます。

そしてその真価を存分に味わうなら、やはり無香タイプでしょうか。

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サーファーにとって「消臭スプレー」は
マストアイテム?

実は、信國さんはサーファーでもあります。10年以上もの間、週に一度は欠かさず海に行っているというのだから、もはやライフワークと呼べそうです。長年の趣味が高じてか、海で着るスーツ、すなわちウェットスーツのデザインを最近はじめたのは、ある意味必然。

そんな、海で着るスーツならではのニオイの悩みについても教えてくれました。

ウェットスーツって、結構臭くなるんです。なぜかっていうと、長時間海に入りっぱなしで、基本おしっこもそのまましちゃうので。だから、ウェットスーツ用の消臭スプレーなんかがあるといいんじゃないでしょうか?小さい市場だとは思いますけど……

昔は仲間と連れ立って行っていたというサーフィンも、いまではひとりで、頭のなかを空っぽにして波に乗るのがなにより気持ち良いのだと言います。

きっと昔は、承認欲求が強かったんだと思います。それが近年は、どんどんなくなってきましたね

洋服ブランドを辞めてテーラーをはじめたのも、なるほどそのような変化からだったのでしょうか。

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『だからそうなった』というよりむしろ、『テーラーをはじめたことで、徐々にそうなってきた』ような気がしますね

意外にも、難解なルールやメソッド要らずなスーツのケア。こまめなブラッシングやニオイ取りなど、自宅でできる最小限のケアが、良いスーツを長持ちさせる最大の秘訣のようです。

スーツにニオイがつく場所に行かないに越したことはありませんが、実践するのは難しいのが現状。シュッとスプレーするだけで簡単にニオイケアができる『ノンスメル清水香』を、みなさんのワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。

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ノンスメル清水香[白元アース
photo by Kenya Chiba

製品パッケージは執筆当時のものです。

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